自分は大丈夫と考えているかもしれませんが、まずインターネットに繋いでいる方全員に共通して言える事は、不審なメールを開かなくても胡散臭いサイトに行かなくてもオンラインである間はウィルスに感染する恐れがあるという事を述べておきます。
個人のPCやスマホでしたらセキュリティソフトを導入することや、windows updateをまめに実施して常に最新状態を保つ事でウィルスからの感染を防ぐ事は可能です。ただそれぞれのメーカーから提供されているセキュリティソフトにもフリーのものや廉価版、価格等に違いがありセキュリティソフトを導入する上で最大の役めであるウィルス検出率も品によっても違いが出てきます。
そして企業向けのセキュリティの問題を考えてみますと、一般の使い手とは違ってさらなる強化が必要になります。姿、形を変えつつ不正侵入の試みや外部からの攻撃により常にサーバーは脅威に晒されている状態で、対策はとっていたにも関わらず企業や団体が狙われて実際、顧客の情報が漏れてしまったというニュースを度々耳にします。
パターンファイルのチェックだけしかしないアンチウィルスでは対処できない標的型攻撃や、ブラウザ、アプリ、OSなどのプログラムミスによる脆弱性、おびただしい数のパソコンの中から決まった1台だけを標的としたエンドポイントが対象とする標的型攻撃と様々な巧妙な手口があります。顧客情報の漏れやID、パスワード、カード類や口座の暗証番号、そのうえ内部機密文書の流出等が典型的な感染したパターンでファイルの破壊やネットワークを通って別の感染先を攻撃するなど感染速度も速いために結果ウィルスによって占用される場合もあります。
数億円の損失が発生して仕事も止まってしますので個人のPCとは比べ物にならないほど大きな痛手を受けてしまいます。
したがってどの企業もウィルス対策には大金を投じていて、増大する情報漏えいの事故や不正アクセスによる被害からネットワークを守るため、セキュリティ対策が不可欠になっているわけです。
ネットワークを用いて通信を行う場合には、必ずウィルス対策が必要になってきます。
ウィルスは世界各国から発信されているもので、数も多い物なので、何かしらの対策を行わなければならないものです。
防御をしなければ、ウィルスが次々と入ってくるものですので、きちんとウィルス対策ソフトを導入して対策した方が良いでしょう。